リニューアルの概要
システムが老朽化することで機器などの故障により設備が停止し、生産に影響を及ぼす可能性があります。
システムリニューアルは単なる機器の入れ替えだけではなく、生産の性能アップ、省エネ・省人化、効率改善など新たな価値をプラスし、ソリューションとして提供いたします。
リニューアル例
LMシリーズ リニューアル例
FAコントローラ LMシリーズをシーケンサシステムに置換え、メンテナンス性の向上及び生産停止の軽減。
ポイント
- 汎用シーケンサでメンテナンス性向上
- 従来、ブラックボックス化していた通信部を汎用シーケンサに置換え。
ライン変更などにおけるシステム改造・修正に柔軟に対応可能。 - パソコンダウン時も連続生産可能
- パソコンダウン時もシーケンサによる連続稼動で生産停止を軽減。
パソコンシステム リニューアル例
汎用パソコンにて監視していた設備をGOT化し、耐久性、メンテナンス性、操作性を向上。
ポイント
- パソコンからGOTに変更することにより、タッチパネル操作で簡単に設定やモニタが可能。
- パソコンの消耗部品の交換が不要。
- 画面の変更が容易で、メンテナンス性が向上。
監視・制御システム リニューアル例
既設FA1をSA1にバージョンアップし、操作性の向上および機能を追加。
ポイント
- 操作性を重視したユーザインタフェース
- ツリーウィンドウによる階層管理やショートカットボタンを追加し、より直感的なオペレーションが可能。
- パフォーマンス向上により、軽快動作・高速通信を実現
- 従来までの監視・制御機能に加え、管理点数の増加、通信処理の高速化を実現。
さらに、製品全体のパフォーマンス向上により、画面更新も含めた軽快操作が可能。
【Windows XPサポート終了によるパソコンリニューアル】
これまで主要OSとして使用されてきたWindows XPが2014年4月9日(日本時間)にMicrosoft Office 2003と共に製品に対するサポートが終了しました。 お客様のパソコンを調査・診断し、お客様に適したプランをご提案いたします。
更新メリット
- 最新のセキュリティ対策によりリスクを軽減
- 修正プログラムやドライバの更新など各種サポートが豊富
- 最新OSに対応した周辺機器への拡張が可能
- アプリケーションのバージョンアップによる高機能化が可能
- ※
- Windows XP、Windows 7、Microsoft Office 2003は、米国Microsoft Corporationの登録商標です。
BASIC プログラムコントローラシステム リニューアル
BASICプログラム用コントローラなどを使用した専用のパソコンシステムをMELSEC-Qに置換え、よりフレキシブルかつ信頼性あるシステムにリニューアル。
ポイント
- 特殊ボードなど使用したパソコンシステムを汎用機器に置換えが可能
- 汎用機器に置換え、採用製品の生産中止や仕様変更などのユーザに柔軟に対応。
- データベース(DB)と直結連携で設備情報の正確な把握を実現
- MESインタフェースの活用でDBと直接連携し、設備情報を正確に蓄積・把握。
ネットワーク リニューアル
旧ネットワークをを新規ネットワークに置換え、高速・大容量通信を実現。
MELSECNET/MINI接続のインバータをCC-Link接続の現行機種へ置き換え、生産設備ラインの寿命を延命。
二重化システム リニューアル例
生産中止品の二重化システムをMELSEC-Qに置換え、設備を安定稼動
ポイント
- 重要設備の安定稼動
- 重要設備に使用している旧機種製品を現行機種にリニューアルすることでトラブルに左右されない安定稼動を実現。
- 用途に応じた最適な高信頼システムを構築可能
- リモートI/O方式に加えて、増設ベース方式による構成も可能となり、多彩なバリエーションで二重化システム構築が可能。
モーションシステム リニューアル例
生産中止品のモーションシステムをMELSEC-Qに置換え、制御システム全体を再構築。
ポイント
- 混在する制御機器も一括リニューアル
- 三菱FA製品郡のフレキシブルな連携力を最大限に活用し、制御全体を再構築。
オペレーションの簡易化やメンテナンス性の向上など、様々な課題も解決。 - マルチCPU構成で高速モーション制御システムをフレキシブルに構築
- 機械全体制御を行うシーケンサCPUとサーボ制御を行うモーションCPUを用途に応じて処理を分散し、フレキシブルに制御の最適化を実現。