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設備状態監視システム「Schaeffler SmartCheck/SmartQB」

設備状態監視システム「Schaeffler SmartCheck/SmartQB」

特長

  • 大型回転機に有効、軸受等の異常を簡単な設定で検出可能
  • 自動簡易診断※1で異常検出時は原因をテキストメッセージで表示
  • 設備のコンディションを常時モニタリング、定期点検作業を軽減
  • ※1:DIN/ISO 10816、RMS、ピークピーク値等の特性値を用い各異常に対して適切に診断。

Schaeffler SmartCheck

一般産業用回転機に有効で、軸受などの異常を簡単な設定で検出可能なセンサモジュール

特長
  • 加速度の検出からデータ計測・保存・分析に至る制御部と各種通信インタフェース機能をモジュールに全て内蔵
  • Webブラウザ画面上で設定、設備状態確認可能
  • 耐振性強化のためモールド樹脂に封入(自重のため、一般産業用回転機の異常検出に特化)

特長

■Schaeffler SmartWeb(計測データ表示)

各場所に設置しているSmartCheckの計測データをWebブラウザで遠隔モニタリングが可能。
『学習モード』によるアラーム閾値の自動設定が可能。簡単に使用でき振動の基本的な知識は不要です。

Schaeffler SmartWeb(計測データ表示)

Schaeffler SmartQB

Schaeffler SmartCheckと三菱電機製タッチパネル、シーケンサを組み合わせたパッケージ製品(センサは最大6個接続可能)

特長
  • 設備状態を計測・計算・解析・診断するシステム
  • 操作・管理はすべてタッチパネルで実施
  • 自動簡易診断※2で異常検出時は故障原因をテキストメッセージで表示可能

Schaeffler SmartQB 特長

■自動簡易診断※2

対象設備(モータ/ファン/ポンプ/汎用)を選択することで、自動による簡易診断が可能。

自動簡易診断1 自動簡易診断2
  • ※2:DIN/ISO 10816、RMS、ピークピーク値等の特性値を用い各異常に対して適切に診断。お客様の用途に合わせてカスタマイズ対応もお受けいたします。

適用事例

一般産業用回転機を中心とした各種設備にセンサを設置し、状態監視が可能

モータ モータ+ファン モータ+ポンプ モータ+ベルト+コンプレッサ

モータ

モータ+ファン

モータ+ポンプ

モータ+ベルト+コンプレッサ

モータ+ギアボックス ギアボックス コンプレッサ 振動スクリーン

モータ+ギアボックス

ギアボックス

コンプレッサ

振動スクリーン

  • センサマウント方式は、直接取付け(M6×45)、マグネット、アダプタ、接着剤取付けが可能です。

ソリューション事例

SA1-Ⅲシステムとの連携

シェフラー製『Schaeffler SmartCheck』との接続で大型モータ、ポンプ、ファンなどユーティリティ設備の振動計測・診断を実現。生産ラインからユーティリティまで含めた状態監視で設備停止リスクを低減します。
SA1-Ⅲとの連携で設備状態データを長期的に保存、トレンド監視や分析に活用できます。

■システム仕様

SmartCheck接続台数
50台/SA1-Ⅲサーバ
データ収集周期
1~60秒/台
※ただしSmartCheckの
 データ更新は30秒周期になります。
取得可能データ
警報状態
 0: 測定待機
 1: 警報無し
 2: プリアラーム
 3: メインアラーム
ISO10816-1 速度
RMS広帯域 加速度
RMS広帯域 包絡線
ピークピーク値 加速度
システム温度
※SmartCheck本体の
 温度になります。

ソリューション事例

  • ※3 接続時はSmartCheck本体のファームウェアバージョンをご確認ください。V1.12以前の場合は、V1.22以降へアップデートが必要です。
    また接続には別途『SMART-ライセンス-パッケージ』の購入が必要です。詳しくは、最寄りの営業窓口にお問合せください。

製品仕様

Schaeffler SmartCheck

項目 内容
内部センサー 振動 加速センサー(ピエゾセンサー)、
周波数範囲:0.8Hz~10kHz、測定範囲:±50g
測定 測定機能 加速、速度と変位、システム温度、
プロセスパラメータ(回転速度、負荷、圧力など)
診断方法 時間信号、包絡線、スペクトルおよびトレンド分析、
回転速度および周波数の追跡
特性値 規定特性値 DIN / ISO 10816
計算特性値 RMS、周波数選択式RMS、直流成分、ピーク、Peak to Peak 値、波高因子、
ウェルハウゼンカウント、基本騒音レベル、コンディションガード
その他のユーザー定義の測定値も使用可能です。
信号処理 周波数分解能 1600、3200、6400または12800ライン
最小線幅:50Hz時に0.0039Hz(ローパスに応じて)
周波数範囲 24ビット(A/Dコンバータ)
ローパス 0.8Hz~10kHz
ハイパス
(包絡線のみ)
750Hz、1kHz、2kHz(ご要望に応じて他のフィルター)
メモリ プログラム
およびデータ
RAM:64MB、フラッシュメモリ:128MB
その他 ハウジング ガラス繊維強化プラスチック
直接取付け方向 六角穴付きねじ:M6×45、機械の設置面:φ25mm以上
消費電流 200mA (24V時)
内部動作温度 -20~85℃
電源 16~32VDCまたはPoE(Power over Ethernet)、802.3afモードA準拠
寸法、重量 44mm×57mm×55mm、約210g
保護等級 IP67
ソフトウェア SmartWeb(Mozilla Firefox、Internet Explorer 11)
SmartUtility Light またはオプションのSmartUtility
対応言語:ドイツ語、英語、中国語、スペイン語、フランス語、日本語

Schaeffler SmartQB

項目 内容
筐体 薄鋼板
全面に発泡材を充填したPUシール付きのドア
表面 RAL7016/アンスラサイトグレー、粉体塗装
ドア開き角度 下向きに95°
施錠 ダブルビットキーの施錠
固定方法 壁への取付
電源 100~240VAC 50/60Hz
電源ケーブル 接続ケーブル(供給範囲には含まれません)
導体断面積: 3×1.5mm²
スタート時に
要求される出力
最大40VA
大気湿度 10~90% 非結露
動作温度 0~45°C
動作高度 2000m
保護等級 IP65
寸法 300mm×340mm×225mm (W×H×D)
重量 約9.7kg
表示器 タッチパネル画面
インターフェース ・供給および入力用の2つの逆極性保護M12コネクタ(オプションのSmartLamp用)
・イーサネット10/100Mbit
ケーブルグランド ・ケーブルエントリーシステム
・センサーケーブル、アナログ入力ケーブル、
 デジタル出力ケーブルおよび電源ケーブル用ケーブルブッシュ込み
入出力
入力 ・2つのアナログ入力(0~10VDC)
・最小/最大入力値: -0.5V/+15V
・入力インピーダンス: 115.7Ohm
・最大分解能: 2.5mV
出力 ・SmartQBセンサーのデジタル出力(5~30VDC,2A/チャネル)による6xアラームステータス
・仮想出力, Modbus TCP(port: 508)によるアラームステータスおよび値
・SmartQBのオプションSmartLampによる全体的アラームステータス
タッチパネル画面
表示器 以下の特徴をもつフラットパネルディスプレイ:
・カラー
・7インチ(800×480ピクセル)
・タッチスクリーン
プログラム言語 ドイツ語、英語、中国語(簡体)、スペイン語、フランス語、日本語、フィンランド語、
イタリア語、オランダ語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、
ロシア語、スウェーデン語、スロベニア語、チェコ語、トルコ語、韓国語

カタログ

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