• 　　MR-H□A(N)リニューアルツールは、ご使用中のMR-H□A(N)シリーズサーボアンプをMR-J4-□Aシリーズサーボアンプへ置換えるためのツールです。既設サーボアンプの取付寸法およびコネクタ、端子台に互換性をもたせたリニューアルキットとMR-H用サーボモータをMR-J4用サーボモータへ置換えた際に使用するモータ側変換ケーブルより構成されております。

• ・既設配線、取付穴を流用して 短時間で置換え可能。
• ・上位コントローラを換えずに 置換えが可能。
• ・リニューアルキットにスライド機構を採用。 既設スペースの有効活用が可能。
• ・MR-J4で不足する機能を補完。 （検出器パルスオープンコレクタ出力機能）

• ・置換え方法は一括置換えのみとなります。1次置換えの際はMR-J3への置換えで対応いたします。
• ・置換え対象機種はMR-H-□Aシリーズの7ｋW以下までとなります。
• 　MR-H-□Aシリーズの11〜22kWを置換える際は、MR-J3への置換えで対応いたします。
• ・MR-J4-500AとMR-J3-500Aの外形寸法が異なるため、リニューアルキット（形名：SC-HAJ3KT5K）の一部仕様を以下のとおり変更しております。
  �@MR-J4-500Aサーボアンプ取付用の穴追加
  �Aリニューアルキット内のサーボアンプ⇔電源変換端子台間の配線長さを変更
• ・リニューアルキットの形名・価格・外形寸法はMR-J3シリーズ置換え時と同様です。変更はありません。
• ・MR-H□A(N)シリーズをMR-J4-□Aシリーズへ置換えるときは、当社ホームページ掲載の「MELSERVO-H□A(N)シリーズから
  MR-H□A(N)リニューアルツールを使用した 置換えの手引き (J4 アンプ編)」（X903161402）をご参照ください。
• ・複数台並べて設置している場合、サーボアンプ間の隙間や機種、台数によって置換えできない場合がありますのでご注意ください。
• ・既設の状況によっては、置換え時にノイズ対策が必要になる場合があります。ノイズ対策につきましては、当社ホームページ掲載の「MELSERVO-H□A(N)シリーズから MR-H□A(N)リニューアルツールを使用した 置換えの手引き (J4 アンプ編)」（X903161402)をご参照ください。
• ・既設ケーブルをご使用になる場合はケーブル寿命を考慮してご使用ください。劣化が著しい場合は新規ケーブルへの置換えを推奨します。
• ・変換ケーブルは高屈曲寿命品ではありませんのでケーブルを固定して使用してください。
• ・長距離配線ケーブル長が50mを超える検出器ケーブルをご使用の場合は、別途ご相談ください。
  （２次置換えおよび一括置換え時の場合）
• ・MR-J4用のサーボモータは標準品ではオイルシール付きではありません。既設MR-H用サーボモータがオイルシール付きの場合、選定にご注意ください。オイルシール付きのサーボモータが必要な場合は、三菱電機（株）へご相談ください。
• ・機械の条件（イナーシャ・負荷等）によってはリニューアル後のサーボアンプが容量不足となる場合があります。置換えにあたっては容量検討を十分に行なってください。
• ・回生オプションは改めて回生能力を計算するなど再度容量選定して、必要に応じて回生オプションを用意してください。
• ・置換え用のMR-J4-□Aサーボアンプに標準装備しているダイナミックブレーキ抵抗を使用できますが、ダイナミックブレーキの特性により惰走量が異なりますのでご注意ください。
• ・既設MR-H□A(N)サーボアンプ・モータが特殊品の場合は、別途三菱電機（株）へご相談ください。
• ・既設機の使用条件によっては、機能制限が発生します。
• ・リニューアルキットでは、アナログトルク制限指令（-）TLAN信号が使用できません。
• ・MR-H用オプションカード機能および通信機能には対応しておりません。
  

• ※本文中における会社名、商品名は各社の登録商標です。

○：仕込み生産品

• ※上記価格には消費税は含まれておりません。
• ※アンプ、モータは上記価格に含まれません。
• ※エンコーダケーブル、動力ケーブル、制御ケーブルは既設ケーブルを使用（上記価格には含まれません）