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工事・エンジニアリング

全熱交換形換気機器ロスナイ更新工事 グローブシップ株式会社様

納入先 某生命保険ビル
設備名 全熱交換形換気機器 ロスナイ
目的 ・3密対策における適切な換気量の確保
・省エネ対策
導入経緯 コロナ禍で換気が求められており、厚生労働省では感染症対策における推奨換気量(30m3/h・人)が発表された。ユーザーは換気量確保のために窓開け換気を実施しており、その分空調効率が低下し、近年電力量が増加傾向であった。
ビル管理を実施しているグローブシップ株式会社様より依頼を受け、既設ロスナイのリニューアルを実施し、効率の良い換気を目指す事となった。
現場課題 ・換気量確保のために、窓開け換気を実施している。
・窓開け換気のために空調効率が低下し、電力量が増加した。
対象設備 ロスナイ 全国17箇所(その他、順次対応中)
採用設備 DCリプレースマイコン(高効率のDCブラシレスモータ搭載)
導入効果 既設と比べて機外静圧が向上し、大風量化、換気送風性能が向上。
導入のポイント

DCリプレースマイコンへの更新により、施工工期短縮
 既設吊ボルトと接続可能な「リプレース専用吊金具」により、
 アンカーの打ち直しなど現場作業の負荷軽減、コスト削減、工期短縮を実現。
 休日(土日)に4台程度、更新実施。

換気計算を実施し、最適な機種選定を実施

導入後のメンテナンス計画の立案(点検、オーバーホール、リニューアル)し、
 提案⇒施工⇒メンテナンスまで、ワンストップソリューションで対応



STEP1

既設機器取外し

STEP2

既設機器取外し後
(天吊ボルト流用)

STEP3

新設機器取付け

STEP4

新設機器取付け完了

ロスナイ換気の仕組みと効果

ロスナイエレメント(熱交換器)により、換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)しながら換気します。
約5~8割の熱エネルギーを回収でき、夏期・冬期の冷暖房負荷を低減し、省エネ換気が可能です。

■ロスナイ温度交換イメージ(冬期)

■一般(非熱交換)換気の場合

■ロスナイ換気の場合
(温度交換効率70%の場合)
換気すると熱も一緒に出てしまう。 熱は室内にとどめて空気だけ入れ替え。

※三菱電機サイトへリンクします

業務用ロスナイ天井埋込形DCリプレースマイコンの特長

リプレース専用吊金具

既設吊ボルトと接続可能なリプレース専用吊金具を標準搭載。 アンカーの打ち直しなど、現場での作業負荷を抑制し、コストの圧縮や工期短縮が可能です。

特長1 高効率なDCブラシレスモータ搭載により、ロスナイのランニングコストがACモータ搭載の現行品に比べて約39%省エネ。(※1)

■ロスナイ〈天井埋込形〉の場合

ロスナイ〈天井埋込形〉の場合

※1:計算条件
・対象室体積243m3(≒9.5×9.5×2.7m) ・最大在室人数12名(1人あたりの占有面積を5m2/人で計算した18名に対し、在室率67%の在室人数) ・季節日数と温湿度条件 夏期3.5か月(平日75日、休日32日)冬期3か月(平日60日、休日30日) ・機器情報 空調機 暖房COP3.6、冷房COP3.19 ロスナイ LGH-N50RXW×1台 ・換気回数2.1回/h(最大ノッチ時) ・目標CO2濃度設定1000ppm ・電気料金31円/kWh 
・JIS B 8628:2017に規定された全熱交換効率測定時の室内外空気条件下における当社試算。

業務用ロスナイ 設備用ロスナイカタログ 三菱電機2022年10月発行より抜粋

特長2 既設と比べて機外静圧が向上し、大風量化、換気送風性能が向上。

特長3

別売りのCO2センサーを使用する事で、連動制御が可能。在室人数の増減に伴なって、換気風量を多段階に変化させ空調負荷を抑制し、省エネ効果向上。 また、ジーニアスリモコン上にてCO2濃度の表示可能。

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