産業用メディアコンバータ DMC-1000TS-DC
産業用メディアコンバータ
DMC-1000TS-DC
特長
- 特長@CC-Link IE Field※1/ CC-Link IE Field Basic ネットワーク対応
- 特長A局間距離を最大550mまで延長可能
- 特長B通信線へのノイズ・雷対策用として使用可能
- 特長CFA環境に対応した耐ノイズ性能
- 特長D1000BASE-T⇔1000BASE-SX間の変換可能
- 特長EUL、CE、FCC規格取得済み 海外輸出可能
※1:CC-Link 協会認定品
通信構成例

構造

仕様
■一般仕様
項目 | 仕様 | 使用周囲温度 | −20℃〜75℃ |
---|---|---|
使用及び保存湿度 | 5〜95%RH以下(結露なきこと) | |
外形寸法 | W30mm×H125mm×D90mm(DINレール取付足、電源端子台含む) | |
質量 | 200g(DINレール取付足、電源端子台含む) | |
使用環境 | 盤内 | |
安全規格 | UL、CE、FCC |
■電源仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
電源仕様 | DC12V〜48V |
消費電流 | 156mA(DC24V時) |
消費電力 | 3.4W以下 |
■詳細仕様
項目 | G1ポート | G2ポート | |
---|---|---|---|
準拠規格 | IEEE802.3ab (1000BASE-T) IEEE802.3u (100BASE-TX) IEEE802.3 (10BASE-T) |
IEEE802.3z (1000BASE-SX) | |
伝送方式 | 全二重方式 | ||
インタフェース | 送・受信コネクタ各1ポート(計2ポート) | ||
適用 ケーブル |
種類 | カテゴリ5e以上 UTP/STP ケーブル |
1000BASE-SX対応 マルチモード光ファイバケーブル (コア/クラッド:50/125μm 帯域 500MHz・km以上、λ=850nm) |
コネクタ | RJ45プラグ | 2連LCコネクタ (IEC61754-20準拠) |
|
結線 | ストレート結線/クロス結線※2 | クロス結線 (片端のA側コネクタは もう一方のB側コネクタと接続) |
|
当社形名 | SC-E5EWシリーズ | QGシリーズ | |
発光中心波長 | ― | 850nm | |
発光レベル | ― | -9.5dBm 〜 -4dBm | |
最小受光レベル | ― | -18dB | |
伝送距離目安 | 最大100m | 最大550m | |
局間接続台数 | 最大2台 | ||
対応トポロジー |
CC-link IE Fieldの場合:ライン型、スター型、ライン型・スター型混在、リング型※3 その他のネットワークでご使用の場合は各ネットワークの仕様書を参照ください。 |
- ※2: Auto MDI/MDI-X 対応機器同士で接続してください。
- ※3: 製品定格名板に記載の"Rev."「1.01」以降がリング型対応となります。
価格表
品名 | 形名 | 標準価格(円) | |
---|---|---|---|
CC-Link IEフィールド ネットワーク対応 |
1000BASE-SX | DMC-1000TS-DC | 70,000 (税込77,000) |
注意事項
ご使用前に「ユーザーズマニュアル」を必ずお読みくださるようよろしくお願いいたします。
使用上
- 指定電圧以外でお使いにならないでください。火災や感電、故障の原因となります。
- 濡れた手で電源ケーブルの抜き差しをしないでください。故障や感電の原因となります。
- 水につけたり、水をかけたりしないでください。漏電による火災や感電、故障の原因となります。
- 電源ケーブルを抜くときは、端子台のラッチを解除して抜いてください。 ラッチ解除せずに電源ケーブルを引っ張ると電線、端子台の損傷が発生し火災や感電の原因になることがあります。
- 使用上、煙・臭い・発火などの異常に気づいた場合、直ちに使用を中止し点検・修理に出してください。
- 指定電圧以外でお使わないでください。ギガビットイーサネットの再生中継及びインタフェース変換以外の用途にお使いにならないでください。
- 本製品以外の光モジュールをお使いにならないでください。
取付け上
- 本製品はユーザーズマニュアルに記載の環境仕様で使用してください。
環境仕様の範囲外でのご使用は、誤動作、製品の損傷あるいは劣化の原因になります。 - 本製品を直射日光の当たる所で使用しないでください。内部の温度が上がり誤動作の原因となることがあります。
- 本製品をほこりの多い所や油煙のあたる所で使用しないでください。誤動作の原因となることがあります。
- 本製品を不安定な場所または振動や衝撃の多い場所に置かないでください。
落下などにより、けがや故障の原因となることがあります。
配線上
- 配線作業は、必ず電源を外部にて全相遮断してから行ってください。
全相遮断しないと、感電あるいは製品の損傷の恐れがあります。 - 端子台への配線は,製品の定格電圧および端子配列を確認した上で正しく行ってください。
定格と異なった電源を接続する、あるいは誤配線すると、火災、故障の原因になります。 - 本製品内に、切粉や配線クズなどの異物が入らないように注意してください。火災、故障、誤作動の原因になります。
- 電源ケーブルは動力線など束ね配線、または平行布設は避け、分離配線してください。ノイズによる誤動作の原因となります。
保守時
- 落としたり、ぶつけたりしないでください。製品の損傷、故障の原因となります。
- コネクタ部にはゴミなどが入らないようにご注意ください。
- 装置の分解、改造はしないでください。故障、誤動作、けがの原因となります。
廃棄時
- 製品を廃棄するときは、産業廃棄物として扱ってください。