OTセキュリティソリューション
生産性向上を目的とした情報システム(IT)と運用制御技術(OT)の統合が進む一方で、マルウェア感染などのセキュリティリスクが高まっています。生産停止や安全への影響を最小限に抑えるために、OTセキュリティ対策が重要です。
当社では、OTセキュリティに関する課題をお客様のシステムごとに調査し、最適なOTセキュリティ機器の選定と導入から、SA1-Vを活用したサイバー攻撃の可視化、さらに導入後の保守運用まで、システムの安定稼働に向けたトータルサポートを提供いたします。
- ※:OTセキュリティとは、工場の生産システムやインフラをサイバー攻撃から守るためのセキュリティのことです。(OT:Operational Technologyの略称)
OT領域に迫り来る3つの脅威と対策


不正アクセスの可視化
IPS(侵入防御システム)を利用することで、不正アクセスをリアルタイムで防御し、ネットワークの安全性を高めることが可能です。防御した結果は詳細なログ情報としてSA1-V※で可視化され、異常(不正アクセスの可能性)を迅速に検知することができます。これにより、影響範囲の特定を効率化し、潜在的なリスクへの対応を強化できます。
- ※:SA1-Vは、三菱電機システムサービス製の監視・制御システムです。設備の稼働状態やエネルギーの使用量を監視・分析可能です。

重要設備のエンドポイント保護
当社では、OTセキュリティに関する課題をお客様のシステムごとに調査し、最適なOTセキュリティ機器の選定と導入から、SA1-Vを活用したサイバー攻撃の可視化、さらに導入後の保守運用まで、システムの安定稼働に向けたトータルサポートを提供いたします。
- ※:エンドポイントとは、制御システムに接続される個々のデバイスやコンポーネントです。

OTセキュリティの対策事例

工場ネットワーク内の資産をリアルタイムで監視します。既知の脆弱性、サポート切れのOS使用状況、安全でない構成、脆弱なパスワード利用などを継続的に可視化します。また、 不正アクセスや異常な通信をリアルタイムで検知し、通知します。
- ※:Nozomiは、Nozomi Networks社製のOT/IoTセキュリティ向けの監視・資産管理プラットフォームであり、侵入検知システム(IDS)の機能を提供します。

工場ネットワークにつながる資産とセキュリティを強化して安定運用を支援します。IPSで不正アクセスを防ぎ、ネットワークセグメンテーションで感染を局所的に遮断。仮想パッチで古い機器を最新の脅威から保護します。

当社エンジニアがクラウドを活用したセキュアなリモートアクセスを通じて、お客様システムの安定稼働を支援する保守サービスです。

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OTセキュリティWeb診断
簡単な質問に答えるだけで、お客様の現状の対策状況やセキュリティリスクを把握できます。