パッケージ内容
標準パッケージ
No | 機能名 | 機能概要 |
---|---|---|
1 | メニュー機能 | メニューバー、ツールバー、時計表示、画面切替えタブで構成され、他の画面の表示/非表示、詳細画面の整列、システムの終了などの操作を行います。 |
2 | ツリーメニューウィンドウ | SA1-Ⅲにおける、すべての機能をツリー形式で表示。ツリーメニューウィンドウから起動ができます。 |
3 | 状態・発停タグ一覧機能 | 登録された状態・発停タグの運転状態、警報状況を一覧表示します。 |
4 | 計測・計量タグ一覧機能 | 登録された計測・計量タグの計測・計量値、警報状況を一覧表示します。 |
5 | セレクトタグ一覧機能 | nノッチ操作スイッチの状態を一覧表示します。 |
6 | 監視グループ別リスト機能 | 登録された監視グループの警報状況、警報の積算時間・回数を一覧表示します。 登録された状態・発停タグ、計測・計量タグ、セレクトタグの運転状態、警報状況を一覧表示します。 |
7 | 発停グループ別リスト機能 | 発停グループの一覧を表示する。発停グループ毎に登録されたタグの、発停表示、積算リセット、積算値初期化の操作を行います。 |
8 | オーバービュー機能 | 状態・発停タグ、計測・計量タグ、セレクトタグ、発停グループ、監視グループの運転状態、警報状態、計測・計量値を表示します。 |
9 | マルチウィンドウ機能 | 複数画面を同時に表示します。(最大8画面まで) |
10 | マルチモニタ対応 | 複数のディスプレイモニタに画面を表示します。(最大8モニタまで) |
11 | トレンド機能 | 登録された状態・発停タグの運転状態、計測・計量タグの計測・計量値をグラフ表示します。 |
12 | トリガトレンド機能 | シーケンサに蓄積されたトリガ時のトレンドデータをグラフ表示します。 |
13 | プロセスデータ収集機能 | 収集されたプロセスデータの表示を行います。 |
14 | タグ検索機能 | 登録されているタグの検索を行います。 |
15 | 日月年報集計・印刷機能 | テキスト保存された、日報テキストファイル、月報テキストファイル、年報テキストファイルを選択し、グラフ表示します。 |
16 | 最新警報3 件表示画面 | 現在発生中の警報で最新から3件、または発生中の最新警報2件と最新のガイダンス1件を表示します。 |
17 | 警報メール発信機能 | 警報発生/ 復旧時に、警報メールを作成し、送信します。 |
18 | 警報履歴機能 | 警報発生状態を、発生日時の新しい順に一覧表示します。 |
19 | 警報印刷機能 | 警報一覧の帳票を印字します。 |
20 | 操作・状態履歴機能 | 操作履歴および、状態履歴状況を一覧表示します。 |
21 | ガイダンス印刷機能 | ガイダンスメッセージ一覧の帳票を印字します。 |
22 | ガイダンス表示機能 | 作業指示としてのガイダンスメッセージを発生日時の新しい順に、一覧表示します。 |
23 | スケジュール管理機能 | 登録された機器のスケジューリングの設定、管理を行います。 |
24 | クライアント機能 | ファットクライアント/Webクライアントによりモニタ監視を行います。 |
25 | サーバ二重化機能 | サーバを二重化し、サーバ故障時などでも操業を続行できるようになります。 |
26 | ネットワーク二重化機能 | シーケンサとパソコン間の2種類のネットワーク(CC-Link IE、Ethernet)を使用して二重化できます。 |
27 | 多拠点監視機能 | ネットワーク上のローカルサーバのデータを収集し、リモートで相互監視・制御します。 |
28 | 三菱電機製シーケンサ 通信機能(EZSocket) |
三菱電機製シーケンサのデータの読み書きを行います。(対象CPU:MELSEC A、QnA、Q、L、iQ-R、F、iQ-Fシリーズ) |
29 | 三菱電機製フィールドサーバ連携機能 | EcoServerⅢやE-Energyのデータ収集を行います。(最大32台接続可能) |
30 | 現場セキュリティ監視機能 (MELSAFETY連携) |
中・大規模の三菱電機製総合ビルセキュリティシステム『MELSAFETY』と連携し、入退室に伴う通行履歴データの検索が行えます。 |
31 | 空調・照明連携機能 |
空調・照明設備の運転/停止から運転状況のモニタリングを行います。 ・空調コントローラG-50、G-150AD、AE-200J(最大40台接続可能) ・空冷式ヒートポンプチラーDT-R(1系統あたり最大24台接続可能) ・照明ゲートウェイ(最大20台接続可能。照明: 最大3000回路) |
32 | OPC接続機能(OPC DA/OPC UA) | 産業オートメーション分野での標準規格であるOPCに対応し、 三菱電機製以外の製品(他社製PLCやBACnet機器など)のデータの収集を行います。 |
33 | 加工機接続機能 | MT Connect、OPC UA接続に対応し、各種メーカの加工機のデータ収集を行います。 |
34 | 設備コンディション監視機能 (シェフラー製品連携) |
シェフラー製Schaeffler SmartCheck接続に対応し、ユーティリティ設備の振動計測を行います。加速度データ検出による異常診断が可能です。(最大50台接続可能) |
35 | MODBUS-RTUユニット連携機能 | 三菱電機製のEcoMonitorLightや市販のMODBUS-RTU対応機器と直接通信し、電力計測やアナログデータ計測を行います。 |
36 | 旧SA1との連携機能 | 既設のSA1-Ⅱ、SA1-Ⅲと連携し、データの取り込みを行います。 |
37 | タブレット・スマートフォン対応機能 | マルチブラウザ・マルチデバイスに対応し、タブレットやスマートフォンでの遠隔監視ができます。 |
38 | 多言語切替機能*1 | 画面からの操作で日本語以外の表示言語に切替えることができます。 |
39 | グラフィックビルダ機能 | 専用の画面作成ツールでグラフィックモニタ画面を作成できます。(描画用サンプルパーツも標準装備) |
40 | 再エネモニタ機能(PV・蓄電池監視) 新機能追加 |
PV・蓄電池の発電/充放電実績をグラフ表示します。 システム導入後の発電実績と予測発電量を常時比較監視することで、メンテナンス時期を把握し、適切な再エネ運用を支援します。 |
41 | AI分析連携 新機能追加 |
三菱電機AI技術(Maisart)搭載製品「EcoAdviser」「MELSOFT MaiLab」と連携します。 エネルギー使用のムダ検出・製造設備の最適運転・製品品質の変動管理により、エネルギー生産性の向上を支援します。 |
42 | ユーザ管理機能 (ログイン/ログアウト) |
ログインユーザの管理、および画面ごとのアクセス管理を行います。 |
- *1
- 多言語切替をご要望の際はご相談ください。
オプションパッケージ
No | 機能名 | 機能概要 | |
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1 | 電力監視機能 | デマンド監視機能 | 契約電力を超過しないよう、30分単位でデマンド監視を行い、デマンド監視状況、デマンドグラフを表示します。 (最大32系統、デマンド時限:30分) |
2 | 力率監視機能 | 力率制御に関する現在の状況と設定値をバンク単位で監視し、表示します。(最大16系統 ) | |
3 | 絶縁監視機能 | 三菱電機製絶縁監視ユニットとの連携で、漏電電流の計測を行い絶縁劣化の兆候を監視します。 ( 最大128台接続可能、256回路) | |
4 | 省エネ支援機能 (原単位・実績比較表示) |
原単位グラフ/一覧、使用計画・実績比較グラフ/一覧、CO2排出計画・実績比較グラフ/一覧画面を表示します。 | |
5 | 省エネ分析機能 | 計測データを階層管理し、部門毎に一覧/折れ線・円グラフ形式で表示します。 省エネ目標に対する進捗把握や日時別/階層別での使用実績の比較等、エネルギーデータの様々な分析が行えます。 | |
6 | 検針機能 (簡易請求書発行機能) |
電気使用量などのデータに基づき、簡易請求書を発行します。 | |
7 | 故障診断機能 | 発生した警報情報から、過去の故障パターンを元に要因分析し、処置方法を提示します。 | |
8 | 予防保全機能 | 保全情報(稼働時間・回数など)を基に最適な保守計画(日/月度計画) を策定します。また保全に必要な部品や消耗品の把握も行います。 | |
9 | ロボットシステム管理機能 | ロボットの稼働状態の可視化や消耗部品(減速機・ベルト・グリス・バッテリー)のメンテナンス時期を予測・表示します。 | |
10 | トレーサビリティ機能*2 | 生産工程(受入・製造・出荷など)における製造情報を時系列に製品ID(またはロットNo.)と紐付けて収集・保存します。履歴データから不良発生の原因追跡が行えます。 | |
11 | 高速ロギングデータ分析機能 | ロギング製品(三菱電機製高速データロガーユニット、CPUロギング機能、Edgecross対応製品)で収集した生産設備のデータファイルを取り込み、分析を行います。 | |
12 | 計装機能 | 三菱電機製計装シーケンサとの連携でフェースプレートを用いた計装制御・監視を行います。(オートチューニング:リミットサイクル法/ステップ応答法 ) | |
13 | 生産分析機能 | 生産進捗管理 | 複数ある設備の稼働状況をオーバービューでモニタリングできます。 また、生産計画と実績のリアルタイム表示による進捗管理を実施します。(管理設備数:200設備、40設備/画面) |
14 | 設備稼働分析 | 設備毎の実稼働状況(停止時間やトラブル内容)をグラフ表示します。 ボトルネックを発見し、稼働率向上に向けた改善活動を支援します。(表示期間:最大1カ月) | |
15 | 品質傾向分析 | センシングした製造・品質情報を元にデータを分かり易く可視化し、 統計手法に基づく分析で不良発生状況を明確に把握します。( グラフ表示パターン:ヒストグラム/パレート図/散布図) | 16 | ERP・MES連携 | 上位システム(ERP・MES)と製造現場(PLC)間の情報をデータベースで共有化。 生産計画に基づく的確な製造指示(製造スケジュールやレシピ設定)と リアルタイムな生産状況の把握が可能です。 |
17 | 映像分析機能(ONVIF対応) | ネットワークカメラ製品のインターフェース規格ONVIF Profile-sに対応。ネットワークカメラ機器と接続し、設備異常や操作・状態の変化のタイミングとリンクした映像の録画・再生を行います。(カメラ接続台数: 最大32台/システム) | |
18 | 三菱CNC接続機能 | 三菱数値制御装置と接続し、複数の工作機械や加工機からの製造実績や稼働状況などのデータ収集を行います。 (三菱CNC接続台数:最大30台/サーバ) | |
19 | 他社空調・照明接続機能 | 三菱電機製以外の空調・照明設備を監視・制御します。(最大2,560グループ=256グループ/1系統×10系統) | |
20 | データインテグリティ支援機能 機能強化 |
製造プロセスにおける記録データの改ざん防止と設備の操作・パラメータ設定、データの変更など監査証跡の履歴を管理します。 | 21 | グラフィックモニタ*2 | カスタマイズにより、設備のグラフィックモニタが追加できます。 |
- *2
- カスタム対応。お客様と別途協議の上、製作させていただきます。
動作環境
ソフトウェア環境
項目 | 動作環境 | |
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OS | サーバ | |
Microsoft Windows 10 Pro Microsoft Windows 11 Pro |
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Microsoft Windows Server 2016/2019/2022 |
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Microsoft SQL Server 2022 | ||
クライアント | Microsoft Windows 10 Pro Microsoft Windows 11 Pro |
- ※
- 32ビット版、64ビット版ともに対応しています。
ハードウェア環境(最小必要構成)
項目 | 動作環境 | |||
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パソコン※3 | サーバ | CPU | Intel Core i5 相当以上 | |
メモリ | 標準パッケージ使用時 | 4GB 以上 | ||
オプションパッケージ使用時 (電力監視機能以外) | 8GB 以上 | |||
ハード ディスク |
標準パッケージ使用時 | 80GB以上 (ログデータ保存領域を除く) |
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オプションパッケージ使用時 (電力監視機能以外) | 500GB以上 (ログデータ保存領域を除く) |
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クライアント | CPU | Intel Core i5 相当以上 | ||
メモリ | 4GB 以上 | |||
ハードディスク | 80GB 以上 | |||
録画用サーバ | CPU | Intel Core i7 相当以上 | ||
メモリ | 8GB 以上 | |||
SSD※4 | 128GB 以上 | |||
ディスプレイ | 解像度:1,920×1,080(FullHD)以上推奨 表示可能色:6万色以上 マルチモニタ対応最大8台接続(対応グラフィックボードが別途必要) |
- ※3
- 24時間稼働に対応した産業用パソコンまたはサーバパソコンをご使用ください。
- ※4
- 容量は記録画素数・FPS・記録イベント数によって異なります。
〈制限事項〉
- SA1-Ⅲを実行する為には、Windowsの管理者権限が必要です。
- オプションパッケージ(電力監視機能/ロボットシステム管理機能/計装機能/映像分析機能/三菱CNC接続機能/他社空調・照明接続機能以外)使用時は、別途Microsoft SQL Server 2012/2014/2016/2017/2019/2022(Standard Edition 以上)を購入する必要があります。ソフトウェアのバージョンについては、お問合わせください。
- 環境ソフトとしてインストールが必須です。(Microsoft .NET Framework(JPN)v3.5、Microsoft .NET Framework(JPN)v4.6.1)
- メール機能使用には別途メールサーバが必要です。(対応メールサーバ:SMTPメールサーバ)
- サーバ ⇔ クライアント間の通信回線は、4Mbps以上の速度が維持できる安定した通信環境が必要です。
- セキュリティ対策ソフトウェアを共存させた場合、SA1-Ⅲの動作に影響を与える可能性があります。(処理遅延、パソコンのフリーズなど) 導入時は事前にご相談ください。
- ※
- 記載の会社名、商品名は、各社の商標および登録商標です。