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カタログ
お問い合わせ

メンテナンス

POINT1
定期的な点検で、不具合に至る前兆を早い時期に発見・処置
POINT2
メーカ推奨の点検表に基づき点検・調整、
点検後の劣化部品の交換・更新時期もお知らせ

点検の種類

分 類 内 容
定期点検 普通点検 ●機器の性能確認、維持が目的
●細部の分解は行わず、主に外部からの点検
精密点検(細密) ●機器の機能確認、回復が目的
●必要に応じて部分的な分解点検、部品交換
臨時点検 ●定期点検によって異常が発見された場合
●事故が発生時に詳細な点検が必要になった場合

保守契約のおすすめ

修理ノウハウを活かし、機器の稼働状況に応じた適切なメンテナンスを実施。機器の安定稼働を維持します。

契約メニュー

お客様のご要望にあわせ、契約プランをご提案いたします。

  • 年1回の精密点検
  • 消耗部品の交換実施
  • オンコールサービス

高圧遮断器高圧遮断器

インバータインバータ

無停電電源装置(UPS)無停電電源装置(UPS)

電動機電動機

定期点検周期と更新推奨時期

機器名称 普通点検 精密(細密)点検 更新推奨時期
高圧配電盤 0.5~1年 2~5年 15年
柱上気中開閉器(PAS) 1年 2年 屋内15年、屋外10年
GR付の制御装置10年
高圧断路器(DS) 3年 6年 20年
操作回数(手動) 1,000回
操作回数(電動) 10,000回
高圧気中負荷開閉器(LBS) 1年 2年 15年
真空遮断器(VCB) 3年 6年
または規定開閉回数
20年または規定開閉回数
変圧器(T) 1年 6年 20年
指示計器 1年 6年 15年
保護継電器 1年 15年
高圧電磁接触器 0.5~2年 1回/点検3~5回
または規定開閉回数
15年または規定開閉回数
低圧配電盤 0.5~1年 2~5年 20年
気中遮断器(ACB) 1年 規定開閉回数 15年または規定開閉回数
配線用遮断器(MCCB) 0.5~1年 設置環境による 15年または規定開閉回数
漏電遮断器(ELCB) 1ヶ月~3年 設置環境による 15年または規定開閉回数
低圧電磁接触器・開閉器(MC) 0.5~2年 10年
無停電電源装置(UPS) 1年 5年 10kVA未満:5~6年、
10kVA以上:6~10年
使用環境により大きく変わります
汎用インバータ(INV) 0.5~1年 使用環境により大きく変わります
サーボドライブユニット(SV) 0.5~1年 使用環境により大きく変わります
シーケンサ 0.5~1年 使用環境により大きく変わります
高圧電動機 1年 5~10年 20年(誘導電動機の場合)
低圧電動機 1~2年 5~10年 15年(誘導電動機の場合)
非常用自家発電設備 0.5~1年
(機器点検)
1年(総合点検)
ロボット サーボON時間
3,000時間
サーボON時間
6,000時間
太陽光発電システム 0.5年~1年 5年~10年
制御監視システム
(FAシステム)
0.5年~1年 使用機器による

※参考資料:JEMA『高低圧電気機器保守点検のおすすめ』
更新推奨時期は、機能や性能に対するメーカーの保障値ではなく、通常の保守・点検を行って使用した場合に
機器構成材の老朽化などにより、新品と交換した方が経済性を含めて一般的に有利と考えられる時期です。

高圧機器余寿命推定診断

有機絶縁物の劣化を要因とした、電気事故の発生

スイッチギヤに使用される有機絶縁物は、温湿度・塵埃・腐食性ガス等の環境要因により表面の劣化が進行します。劣化した絶縁物を使用し続けると放電が発生し、それにより更に劣化が加速し、短絡・地絡事故を引き起こします。事故を未然に防止し、安心・安全な設備運用を行うためには、放電発生時期を見極め、適切な保全計画を立てることが重要です。
不意の停電事故、波及事故、感電災害、電気火災等を未然に防ぐために、電気設備機器の絶縁部分の劣化を現場診断します。

焼損した真空遮断器焼損した真空遮断器

母線短絡による焼跡母線短絡による焼跡

ユーザーのニーズに合わせて2種類の劣化診断を用意

1.『劣化判定センサ』 による診断 2. 技術員による現地劣化診断
報告内容 絶縁物の余寿命 + 設置環境分析 絶縁物の余寿命
診断コスト
測定対象 面単位(同一空間)の測定 細かく指定可
測定期間 6ヶ月 1日 (点数により数日)
技術者派遣 不要 (お客様で設置) 必須
停電 不要 (非充電部に設置) 必須
更新検討基準
各診断に適したご要望 ・設備が止められない
・診断コストを抑えたい
・対象設備の更新優先度を決めたい
・設置環境を評価したい
・定期点検に合わせて測定したい
・専門家に設備を見てもらいたい
・機器や部位ごとの診断がしたい
・早く診断結果が欲しい

※センサによる劣化診断および現地劣化診断ともに、公称電圧440V~77kV(交流回路)が印加される
 気中絶縁スイッチギヤが有する有機絶縁物の余寿命を推定します。(66,77kVは三菱電機製のみ対象)
※診断対象となる有機絶縁物は、納入後20年以上経過した設備のエポキシ・フェノール・不飽和ポリエステル
 です。ゴム・磁器製の絶縁物は診断できません。
※診断した余寿命は絶対値ではなく推定値であり、保証するものではありません。




1.『劣化判定センサ』による診断

①無停電診断:非充電部に設置することで、生産を止めることなく診断が可能

②簡単取付け:マグネットによる貼付け方式を採用(お客様にて設置)

③使用限界の見える化:6ヶ月間の収集データから、その設備があと何年使用できるかを推定

劣化判定センサによる診断

劣化判定センサ
劣化判定センサ


2. 技術員による現地劣化診断

①停電診断:定期点検に合わせて専門家が診断

②測定対象が細かく指定可能:機器や部位ごとの診断が可能

③早期の診断が可能:診断後に診断結果を提出


技術員による現地劣化診断

高圧機器絶縁部現地測定
高圧機器絶縁部現地測定

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