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三菱電機システムサービスはお客様に一番近い総合エンジニアリング企業です。

誰からも
頼られるために

生活環境ファシリティー事業

宮川 知大(2016年入社)

大学ではバスケットボール部に所属しながら、理工学部システムデザイン学科にてMRIやリニアモーターカーなど超電導に関する研究を行っていた。周りは研究開発に進む人が多くいたが、三菱電機システムサービスの仕事内容に惹かれて入社を決めた。現在は、首都圏第1支社に所属している。

体を動かす、電気の仕事

子どもの頃からスポーツが好きだったため、一日中デスクワークを行うよりは、体を動かす仕事に就きたいと考えていました。その上で、大学で学んだ電気関係の知識も活かしたいと思っていた時に出会ったのが当社でした。私にとってお客様先に直接訪問をして修理を行う商品部門の事業内容は、どちらも叶えることができる絶好の仕事だと思いました。説明会を聞いて自分が働くイメージを鮮明に持てましたし、三菱電機グループという安定感にも惹かれました。そして、現在は首都圏第1支社で、主に家電、住宅用設備機器、業務用空調機の修理、点検、設置工事などを行っています。お客様は一般家庭、オフィス、商業施設など様々で、家庭用エアコン、業務用エアコン、冷蔵庫、換気扇、エコキュートなど自社製品を幅広く扱っています。修理、点検は文字通りの作業ですが、設置工事は経年劣化などによるリニューアルがほとんどです。コールセンターでお客様の問い合わせを受け付け、その内容を基に私たちが現場に行って作業を行うというのが基本的な流れになります。

お客様の幸せに
貢献できた瞬間が嬉しい

修理では現場に到着後、まずは「故障判定」からはじめます。どこに不具合があるのか、どの部品が悪いのかをその場で判定する作業です。一発完了率といってその場で修理ができる割合は大体8割くらいで、残りは、部品の取り寄せが必要な場合やリニューアルをするしかない状況ということになります。また、伺った際に新規製品や定期メンテナンスの提案をすることも仕事の一つです。機器に関しては様々なカテゴリーがあり、その中で品番も多数あります。また、家庭用、オフィス用など用途も違います。そのため、それぞれの機器のすべてを理解しておくことが必要です。入社時には覚えることに対する不安もありました。ですが、専門知識を学べる研修会などが一年中開催されており、知識面に関しては学ぶ意欲さえあれば問題ありません。そうした仕事の中で感じるやりがいは、お客様から「直してくれてありがとう。さすがメーカーサービスマン」というお褒めの言葉をいただいた時ですね。自分の力でお客様の日常の幸せに貢献できていると感じられます。一方でそういう期待感があるからこそ、プレッシャーも感じますが、それが学びの原動力になっているように思います。

「知は力なり」と考えながら、
成長を続けていく

現場へは一人で行くことがほとんどですが、先輩や上司にすぐに電話で質問ができますし、チームワークを感じる瞬間は多いですね。ただ、メーカーのサービスマンとして伺うからには、その場で何でも答えられるようになることが大切だと考えています。私が独り立ちして間もない頃、あるお客様先で業務用のエアコンの修理に伺ったことがありました。その際に「新しいものに替えようと思う」という依頼をいただいたのですが、それに替わる機種に関する知識がなく、その場で答えられないという経験をしたことがあります。新しい機種にはどういうものがあり、その金額はいくらで、どんな機能が付いていて、どれくらいの省エネ効果が見込めるのか、そういったことを提案できなかったんですね。これでは、「メーカーのサービスマン」という期待に応えられていないと思い、それから製品に関するあらゆる知識を吸収するように意識しました。そうすると、様々な提案ができるようになり、仕事がさらに楽しくなりました。その楽しさは、「頼られる」というところにあるのだと思います。知識は必ず自分の力になりますから、これからも学び続けて、頼られるというやりがいを増やしていきたいと思っています。