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CC-Link IE TSN/フィールドネットワーク用 thernetケーブル
注意事項
- 動力線などと束線、または平行布設しないでください。
- 動力線などと束ね配線、または平行布設は避け、分離配線をしてください。ノイズによる誤動作の原因となります。
- ケーブル接続部にケーブル自重ストレスが加わらないようにしてください。
- ケーブルのブラツキや移動、不注意の引っ張りなどによるユニットやケーブルの破損、ケーブルの接続不良による誤動作の原因となります。
- 使用温度範囲外で使用しないでください。
- 通信異常の発生や、伝送性能の低下の原因となります。
- 許容曲げ半径以下では使用しないでください。
- ケーブルをねじらないでください。
- ケーブル、コネクタの上に物を乗せないでください。
- ケーブル、コネクタの上に物を乗せたり、工具などで挟むなどすると伝送性能の低下や、ケーブル断線の原因となります。
布設工事のご注意
- 布設経路について
- 布設経路にはできるだけダクト又はケーブルラックをご使用ください。
- 電線管などの管路の場合は、コネクタ、ブーツ等の寸法を考慮した管径を選定してください。
また、管路途中にプルボックスを設ける場合は、ケーブルの許容曲げ半径を満足するものを選定してください。
- 布設経路はできるだけ専用としてください。
- 布設は水や油などの侵入、適応周囲温度外の高低温などの無い経路としてください。
- 延線時の注意事項
- ケーブルにかかる張力が均一になるようにし、許容張力以下、許容曲げ半径以上で延線してください。
- コネクタ部分の保護
- コネクタ首下部は折り曲げずに布設してください。
また、根元のケーブルは必ず許容曲げ半径以上で布設してください。布設後、コネクタのロックバネ折損防止のため、ブーツが奥まで挿入されていることを確認してください。また、衝撃や引張力に弱いため、引張らないでください。
中継アダプタ 注意事項
- 機器間の中継アダプタ接続数は2個までとしてください。(ANSI/TIA/EIA-568-B規定)
- 3個以上の接続、また中継アダプタ以外の中継接続はしないでください。通信異常や伝送性能低下の原因となります。
据付方法
- 下記のいずれかの方法で中継アダプタを据付けてください。
- @成端箱等プラスチックの筐体内に納めるなどして、中継アダプタをFGから浮かしてください。
- A制御盤やパッチパネル等に据付けし、中継アダプタが接地される場合は、接続先の機器と必ずFGを共通にしてください。(下図参照)
上記以外の据付けは、通信異常や伝送性能低下の原因となります。