ここから本文

CC-Link IE コントローラネットワーク
高強度プラスチック光ファイバケーブル
『QP-AWシリーズ』

CC-Link IEコントローラ

特長

高強度プラスチック光ファイバケーブル

マルチモードGI型 プラスチック光ファイバ
  • 折れにくい! 許容張力が当社従来比約2倍※1
  • 曲げに強い! 許容曲げ半径当社従来比約1/2※1
  • 付属の保護ホルダ装着で
    コネクタ部の保護と盤内省スペース化を実現
    ※1:QG-AWとの比較

接続機種一覧

ネットワーク名 接続機種
CC-Link IE
コントーラネットワーク
シーケンサ iQ-Rシリーズ RJ71GP21-SX
Qシリーズ QJ71GP21-SX
QJ71GP21S-SX
パソコン用
インタフェースボード
Q81BD-J71GP21-SX
Q81BD-J71GP21S-SX
Q80BD-J71GP21-SX
Q80BD-J71GP21S-SX
ECP-CLECBD
ECP-CLECBDS
GOT 通信ユニット GT15-J71GP23-SX

仕様

ケーブル

項目 仕様
形 名 QP-AW
使用環境・用途 盤内用
最大ケーブル長 最大 10m
光ファイバ種別 マルチモード光ファイバ(GI)
プラスチック光ファイバ
伝送損失 100dB/km以下〔λ=850nm〕
伝送帯域 350MHz・km以上〔λ=850nm〕
コア 材質 フッ素樹脂
外径 55±5μm
クラッド 材質 ポリカーボネート/ポリエステルアロイ
外径 490±5μm
コード
外被
材質 PVC(青色)
外径 φ2.0mm×2本
許容張力 120N
(コード部)※2
(一時的敷設時)
許容曲げ半径 8mm
(コード部)
(固定時)
屈曲性能
概算質量 7kg/km
使用範囲温度 −20℃ 〜 60℃
適用コネクタ LCFコネクタ(LCコネクタ2個連結)※3
λ:測定用光源の中心発光波長
  • ※2コネクタ部には張力を加えないでください。
  • ※3CC-Link IE コントローラネットワーク製品との接続はLCFコネクタになります。
    (LCFコネクタ…LCコネクタを2個連結したコネクタ。)
    CC-Link IE コントローラネットワーク用光ファイバケーブル敷設の際は、CC-Link協会発行の敷設マニュアルを参照ください。

注意事項

  • (1) コネクタの現地加工、融着接続はできません。
  • (2) コネクタ同士の中継接続には対応しておりません。
  • (3) 当社製CC-Link IE 対応機器(メディアコンバータ、接続ターミナル等)には使用できません。

コネクタ ※単品では販売しておりません。

   
項目 内容
名 称 LCF コネクタ(2連LC コネクタ)
形 名 DLCF-G50-D2
規 格 IEC61754-20
外 形

構造

外形図(LCFコネクタ)

qp LCFコネクタ外形図

断面図

QP-AW
(盤内用)
QG-AW型

ケーブル選定

布設環境別

■屋内環境

適用区分 QP-AW
屋内・配管 ×
ラック △1
ダクト △1
フリーアクセス △1
盤内
  • ○:適用可
  • △:条件不可
  • △1:曲がり部や接触部を保護して外力がかからない場合可。
  • ×:適用不可
いずれの場合も他の電線等の下敷きにならないよう布設して下さい。
屋内でも冠水や水没のおそれがある場合は屋外環境用ケーブルを使用してください。
屋外環境用ケーブルはこちら

マニュアル&カタログ

マニュアル

QPシリーズ ユーザーズマニュアル

QPシリーズ ユーザーズマニュアル

2022年7月作成

カタログ

FAソリューションパーツ総合カタログ
(1-16〜1-17ページ掲載)

仕様書

<X953503D60005-H00>QG-AW仕様書PDF (172KB)

付属品

保護ホルダ

■特長

保護ホルダ
QPシリーズは曲げ半径8mm以上の確保が必要であり、
許容曲げ半径未満にしてしまうと
損失増加、さらには断線に至る可能性があります。
この保護ホルダの使用により、コネクタ根元の光ファイバコード保護及び
最小曲げ半径を20mm以上に確保することができ、また、光コネクタブーツ部を
重力方向に曲げることによりシーケンサ正面の省スペース化も図れます。
ケーブル1本に1個同梱

■仕様

適応光ファイバケーブル QPシリーズ
使用環境 制御盤内用・周囲温度:-20〜+60℃
用途 コネクタ根元の保護・折損防止
最小曲げ半径の維持
制御盤内の省スペース(シーケンサ正面から保護ホルダ端まで60mm以下)
保護ホルダは当社LCFコネクタ専用になりますので保護ホルダ単体での販売はしておりません。
また、他社LCFコネクタには装着できません。

■各部&外形寸法図

名称&外形寸法

■注意事項

  • ・保護ホルダ装着時、光ファイバコードを引っ張って取り付けないようにしてください。
  • ・保護ホルダ装着時、光ファイバコードが局所曲げにならないようにご注意ください。
  • ・コネクタがスムーズに保護ホルダに挿入されない場合は、無理に押し込むのではなく一度取外し、干渉がないことを確認しながら再度挿入してください。
  • ・光ファイバケーブルの自重あるいは引張り力が直接光コネクタ部分に掛からないように適当な箇所に結束バンド等で固定してください。
  • ・ユニットからコネクタを外す際は、ケーブルを引っ張らず必ずコネクタを引いてください。
  • ・コードを保護ホルダのフックやコード押さえから外していない状態では、絶対にコネクタを取外さないでください。断線の原因になります。
  • ・当社製コネクタ以外に装着したり、また、破損した保護ホルダを使用したりすると破損、損失増加の原因になりますので、絶対におやめください。

オプション

コネクタ着脱工具

パソコンの背面スロットなどの狭いスペースへのコネクタ着脱に。

SCT-SLM
  • 形名 :SCT-SLM
  • 適用コネクタ :LCFコネクタ/LCコネクタ/SCコネクタ/MUコネクタ

指定方法

ご注文時の指定方法

  • QP
    @
  • G50
    A
  • 2C
    B
  • □M
    C
  • AW
    D
  • LL
    E

■形名にてご注文ください。1m単位で製作いたします。

@ケーブルシリーズ名 CC-Link IE 対応光ファイバケーブル
A光ファイバ種類 G50:コア径50μm GIケーブル
B心線数 2C:2心
Cケーブルの長さ :1〜10(コネクタ付)※4
D使用環境 AW:盤内用
E使用コネクタ LL:両端LCF コネクタ(2 連LC コネクタ)
  • ※4QPシリーズではケーブルのみは販売しておりません。

注意事項

布設工事を行う前に、必ずお読みくださるようよろしくお願いいたします。

  • 布設経路について
    • 布設経路にはできるだけケーブルラックをご使用ください。
      電線管などの管路の場合は、コネクタ等の寸法を考慮した管径を選定してください。また、管路途中にプルボックスを設ける場合は、ケーブルの許容曲げ半径を満足するものを選定してください。布設経路はできるだけ専用としてください。他のケーブルと共有する場合は、光ファイバケーブルを最後に布設してください。布設は水や油などの侵入、適応周囲温度外の高低温などの無い経路としてください。
  • 管路の場合
    • ケーブルを直接けん引せず、延線ロープなどに固定して布設してください。
  • コネクタ部分の保護
    • 衝撃や引張力に非常に弱いため、引張らないでください。

ページトップに戻る