429MHz無線ユニット
周波数チャネル設定
- 通信を行う機台は同一のチャネル設定をしてください。
- 複数セットを近接させて設置する場合には、周波数をなるべく離して使用してください。
- N:1通信または、中継局をお使いになる場合は固定モードをお勧めします。
(自動モードの場合は通信確立時間が遅くなる場合があります。)
自動モード(MCAモード)
あらかじめ決められた周波数チャネルを自動的に検出し通信を確立します。通信確立後、妨害電波等により使用チャネルが奪われた時には自動的に別の周波数チャネルを検出し通信を確立します。
【パラメータ番号:P02・設定値:0】
@チャネル設定例(通信OK)

ユニット | 設定値 | 通信確立手順 |
---|---|---|
1 | 0 | 1ch, 7ch, 19ch, 25ch, 34ch, 40chをMCA |
2 | 0 | 同上 |
■固定モード
設定された周波数チャネルにて通信します。通信確立後、妨害電波等により使用チャネルが奪われた時にはエラー表示し、設定チャネルで通信確立するまでリトライします。
【パラメータ番号:P02・設定値:1〜40】
@チャネル設定例(通信OK)

ユニット | 設定値 | 通信確立手順< |
---|---|---|
1 | 1 | 1チャネルで通信 |
2 | 1 | 1チャネルで通信 |
Aチャネル設定例(通信NG)

ユニット | 設定値 | 通信確立手順 |
---|---|---|
1 | 1 | 1チャネルで通信 |
2 | 2 | 2チャネルで通信 |
−注意事項−
3セット以上を同一エリア内に設置する場合、周波数(チャネル)間隔を均等に設定すると、通信エラーになる可能性があります。
例:1台目を10ch(429.3625MHz)、2台目を20ch(429.4875MHz)、3台目を30ch(429.6125MHz)に設定した場合、周波数(チャネル)間隔がそれぞれ125kHz(10ch間隔)となり互いに干渉し、電波が出せなくなる可能性があります。この場合、1台目を10ch(429.3625MHz)、2台目を20ch(429.4875MHz)、3台目を34ch(429.6625MHz)のように、周波数(チャネル)間隔が異なるように設定してください。その他の周波数についても同様に周波数間隔が均等とならないように設定する必要があります。


周波数表
■自動モード(MCA)
チャネル番号 | 0 | 使用周波数チャネル | 1ch, 7ch, 19ch, 25ch, 34ch, 40ch |
---|
■固定モード
チャネル番号 | 周波数 | チャネル番号 | 周波数 | チャネル番号 | 周波数 | チャネル番号 | 周波数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 429.2500 | 11 | 429.3750 | 21 | 429.5000 | 31 | 429.6250 |
2 | 429.2625 | 12 | 429.3875 | 22 | 429.5125 | 32 | 429.6375 |
3 | 429.2750 | 13 | 429.4000 | 23 | 429.5250 | 33 | 429.6500 |
4 | 429.2875 | 14 | 429.4125 | 24 | 429.5375 | 34 | 429.6625 |
5 | 429.3000 | 15 | 429.4250 | 25 | 429.5500 | 35 | 429.6750 |
6 | 429.3125 | 16 | 429.4375 | 26 | 429.5625 | 36 | 429.6875 |
7 | 429.3250 | 17 | 429.4500 | 27 | 429.5750 | 37 | 429.7000 |
8 | 429.3375 | 18 | 429.4625 | 28 | 429.5875 | 38 | 429.7125 |
9 | 429.3500 | 19 | 429.4750 | 29 | 429.6000 | 39 | 429.7250 |
10 | 429.3625 | 20 | 429.4875 | 30 | 429.6125 | 40 | 429.7375 |