MODBUSタイプ
1:N通信MODBUSモード設定
親局/子局のパラメータを下記のとおり設定してください。

1:N通信(MODBUSモード、ツリーモード)の場合
親局の設定
親局のパラメータを下記のとおり設定してください。| パラメータ分類 | パラメータ | サブパラメータ | 内容 | 設定値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 自局無線パラメータ | P103 | ― | グループNo. | 1 | A | 
| P104 | ― | ユニットID | 0 | B | |
| P106 | ― | 無線通信構成 | 1 | C | |
| P107 | C1 | 選択周波数 | 24 | A | |
| RS485設定パラメータ | P141 | bAud | 通信ボーレート | 192 | D | 
| SToP | ストップビット | 1 | D | ||
| PAri | パリティ | 2 | D | ||
| bLEn | データビット長 | 8 | D | ||
| 動作モード | P142 | oPE | 動作モード | 0 | E | 
| 子局1登録パラメータ | P201 | Unid | 子局1ユニットID | 113 | F | 
| 子局2登録パラメータ | P202 | Unid | 子局2ユニットID | 114 | F | 
| HoP1 | 子局2ルート設定 | 113 | G | ||
| 子局3登録パラメータ | P203 | Unid | 子局3ユニットID | 115 | F | 
| HoP1 | 子局3ルート設定 | 113 | G | ||
| HoP2 | 子局3ルート設定 | 114 | G | ||
| 登録パラメータMODBUS機器 | P401 | St | MODBUSスレーブ1のスレーブ局番 | 100 | H | 
| Unid | 子局のユニットID | 113 | H | ||
| P402 | St | MODBUSスレーブ2のスレーブ局番 | 101 | H | |
| Unid | 子局のユニットID | 114 | H | ||
| P403 | St | MODBUSスレーブ3のスレーブ局番 | 102 | H | |
| Unid | 子局のユニットID | 115 | H | ||
| P404 | St | MODBUSスレーブ4のスレーブ局番 | 103 | H | |
| Unid | 子局のユニットID | 115 | H | ||
AグループNo.と使用周波数を、同一エリア内のシステム毎で設定してください。
【同一エリアで複数システムを使用する場合】
グループNo.と周波数設定が重複しないようにしてください。電波干渉し通信が不安定になることがあります。
	      【同一エリアで複数システムを使用する場合】
グループNo.と周波数設定が重複しないようにしてください。電波干渉し通信が不安定になることがあります。
BユニットID【P104】を「0」に設定することにより親局として使用できます。
	      Cツリーモードで設定してください。
	      DRS485通信するためのパラメータ設定をしてください。
	        
	      ※三菱電機(株)三菱エネルギー計測ユニット(形名EMU4-BD1-MB/EMU4-HD1-MB)を初期設定でご使用される場合は、初期値のままで通信可能です。
          EMODBUSモードで設定してください。
	      F子局1〜3のユニットIDを入力してください。ユニットIDは子局のSERIALの上位3桁です。(子局のパラメータ【P104】又は定格銘板を参照ください)また、パラメータ設定でユニットID変更可能ですので、同一システムでユニットIDが重複する場合は変更してください。
※定格銘板の内容については、「1:1通信MODBUSモード設定」を参照してください。
	      ※定格銘板の内容については、「1:1通信MODBUSモード設定」を参照してください。
G「HoP*」とは、ツリーモード時において、複数の子局を介して無線通信する場合の通信順序を設定するパラメータであり、中継する各子局のユニットIDを登録し、通信のルート設定を行います。
2段目の中継局から最後の局までのルート設定パラメータ【P20*_HoP*】に、各局前段のユニットIDを入力してください。
	      2段目の中継局から最後の局までのルート設定パラメータ【P20*_HoP*】に、各局前段のユニットIDを入力してください。
システム例のとおり子局1→子局2→子局3の順で無線通信する場合、下記のとおり入力します。
【P202_HoP1】に子局1のユニットIDを入力
【P203_HoP1】に子局1のユニットID、【P203_HoP2】に子局2のユニットIDを入力
	        【P202_HoP1】に子局1のユニットIDを入力
【P203_HoP1】に子局1のユニットID、【P203_HoP2】に子局2のユニットIDを入力
注:「HoP」の登録は前詰めにして設定してください。
システム例の場合、下記のように設定したとき正常通信できません。
(誤設定例)
【P203_HoP1】に子局1のユニットID、【P203_HoP3】に子局2のユニットIDを入力(【P203_HoP2】に入力してください)
          システム例の場合、下記のように設定したとき正常通信できません。
(誤設定例)
【P203_HoP1】に子局1のユニットID、【P203_HoP3】に子局2のユニットIDを入力(【P203_HoP2】に入力してください)
H「St」にはMODBUSスレーブのスレーブ局番を設定、「Unid」にはMODBUSスレーブを接続する子局のユニットIDを設定してください。
MODBUSスレーブ1のスレーブ局番は、ご使用になるスレーブのパラメータをご確認ください。
	      MODBUSスレーブ1のスレーブ局番は、ご使用になるスレーブのパラメータをご確認ください。
その他のパラメータは初期値で通信可能です。
	      子局の設定
無線ユニット1〜3(子局)の無線パラメータを下記のとおり設定してください。| パラメータ分類 | パラメータ | サブパラメータ | 内容 | 設定値 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 自局無線パラメータ | P103 | ― | グループNo. | 1 | I | 
| P106 | ― | 無線通信構成 | 1 | I | |
| P107 | C1 | 選択周波数 | 24 | I | |
| RS485設定パラメータ | P141 | bAud | 通信ボーレート | 192 | I | 
| SToP | ストップビット | 1 | I | ||
| PAri | パリティ | 2 | I | ||
| bLEn | データビット長 | 8 | I | ||
| MODBUS機器登録パラメータ | P142 | oPE | 動作モード | 0 | I | 
I親局のパラメータの設定と合せてください。
【同一エリアで複数システムを使用する場合】
グループNo.と周波数設定が重複しないようにしてください。電波干渉し通信が不安定になることがあります。
	      【同一エリアで複数システムを使用する場合】
グループNo.と周波数設定が重複しないようにしてください。電波干渉し通信が不安定になることがあります。
その他のパラメータは初期値で通信可能です。
	      MODBUSはSchneider Electric SAの登録商標です。







