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Ethernet/入出力タイプ

1:N 通信ツリーモード設定

親局/子局のパラメータを下記のとおり設定してください。

1:N通信ツリーモード設定

1:N通信/ツリーモードで使用する場合

親局の設定

親局の自局無線パラメータ、子局登録パラメータを下記のとおり設定してください。
パラメータ分類 パラメータ サブパラメータ 内容 設定値
自局無線パラメータ P103 グループNo 1 A
P106 無線通信トポロジ 1 B
P107 C1 選択周波数 24 A
子局1登録パラメータ P201 Unid 子局1ユニットID 113 B
b 子局1ビット点数 16 C
d 子局1ワード点数 0 C
子局2登録パラメータ P202 Unid 子局2ユニットID 114 C
b 子局2ビット点数 16 C
d 子局2ワード点数 0 C
HoP1 子局2ルート設定 113 D
子局3登録パラメータ P203 Unid 子局3ユニットID 115 C
b 子局3ビット点数 16 C
d 子局3ワード点数 0 C
HoP1 子局3ルート設定 113 D
HoP2 子局3ルート設定 114 D
子局4登録パラメータ P204 Unid 子局4ユニットID 116 C
b 子局4ビット点数 16 C
d 子局4ワード点数 0 C
A子局の無線パラメータの設定と合せてください。
【同一エリアで複数システムを使用する場合】
グループNo.と周波数設定が重複しないようにしてください。電波干渉し通信が不安定になることがあります。
その他のパラメータは初期値で通信可能です。
B「ツリーモード」で設定してください。
C子局1〜3のユニットIDと占有ビット点数,ワード点数を入力してください。工場出荷時の子局ユニットIDは子局のSERIALの上位3桁です。(子局のパラメータ【P104】又は定格銘板を参照ください)
またパラメータ設定でID変更可能ですので、同一システムでIDが重複する場合は変更してください。
※定格銘板の内容については、「1:1通信ツリーモード(入出力増設ユニット接続)設定」を参照してください。
※bとdの設定値は子局の増設ユニットやパルスカウントの設定により異なります。
D「HoP*」とは、ツリーモード時において、複数の子局を介して無線通信する場合の通信順序を設定するパラメータであり、中継する子局のユニットIDを登録し、通信のルート設定を行います。
2段目の中継局から最後の局までのルート設定パラメータ【P20*_HoP*】に、各局前段のユニットIDを入力してください。
システム例のとおり子局1→子局2→子局3の順で無線通信する場合、下記のとおり入力します。
【P202_HoP1】に子局1のユニットIDを入力
【P203_HoP1】に子局1のユニットID、【P203_HoP2】に子局2のユニットIDを入力
注:「HoP」の登録は前詰めにして設定してください。
システム例の場合、下記のように設定したとき正常通信できません。
― 誤設定例 ―
【P203_HoP1】に子局1のユニットID、【P203_HoP3】に子局2のユニットIDを入力(【P203_HoP2】に入力してください)
表に記載していないパラメータは初期値で通信可能です。

子局の設定

子局1〜4の無線パラメータを下記のとおり設定してください。
パラメータ分類 パラメータ サブパラメータ 内容 設定値
自局無線パラメータ P103 グループNo. 1 E
P106 無線通信トポロジ 1 E
P107 C1 選択周波数 24 E
E親局の無線パラメータの設定と合せてください。
【同一エリアで複数システムを使用する場合】
グループNo.と周波数設定が重複しないようにしてください。電波干渉し通信が不安定になることがあります。
その他のパラメータは初期値で通信可能です。

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