予防保全機能
予知保全ソリューション 設備診断・分析支援システム SA1-FAP
センサ情報を基に設備状態を見える化し、トラブル予兆を分析。
生産設備の状態を各種センサとシーケンサを組み合わせて自動収集。 FFT演算や波形グラフ表示を行い、トラブル予兆や原因解析を支援します。
波形分析
様々な視点で波形を切替え、グラフ表示し、設備を診断・分析。
アナログデータを『生波形』『スペクトル』『エンベロープ』などにワンクリックで切替え表示。
グラフの拡大/縮小もマウス操作で簡単に可能。
波形比較
蓄積したデータから波形の重ね合わせ比較表示が可能。
基準値(正常値)と現在の設備状態の比較で変化点を検知。
【例】設備メンテナンス(部品交換)前後での波形比較など
制約事項 | 本ソリューションは『設備診断・分析支援システム SA1-FAP』で構築致します。SA1-Ⅲシステムとは別システムになります。同一サーバ上で共存はできません。 |
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設備コンディション監視機能(シェフラー製品連携)
振動センシングによる故障予知で設備ダウンタイムを削減
シェフラー製『Schaeffler SmartCheck』との接続で大型モータ、ポンプ、ファンなどユーティリティ設備の 振動計測・診断を実現。生産ラインからユーティリティまで含めた状態監視で設備停止リスクを低減します。 SA1-Ⅲとの連携で設備状態データを長期的に保存、トレンド監視や分析に活用できます。
一般産業用回転機に有効で、軸受などの異常を簡単な設定で検出可能なセンサモジュール
- ・加速度の検出からデータ計測・保存・分析に至る制御部と各種通信インタフェース機能をモジュールに全て内蔵。
- ・Webブラウザ画面上で設定し、設備コンディションを常時モニタリング可能。定期点検作業を軽減。
Schaeffler SmartWeb(計測データ表示)
各場所に設置しているSmartCheckの計測データをWebブラウザで遠隔モニタリングが可能。
『学習モード』によるアラーム閾値の自動設定が可能。簡単に使用でき、振動の基本的な知識は不要です。
■適用事例 (一般産業用回転機を中心とした各種設備にセンサを設置し、状態監視が可能。)
- ※
- センサマウント方式は、直接取付け(M6×45)、マグネット、アダプタ、接着剤取付けが可能です。
- ※1
- 接続時はSmartCheck本体のファームウェアバージョンをご確認ください。
V1.12以前の場合は、V1.22以降へアップデートが必要です。
詳しくは、最寄りの営業窓口にお問合せください。
■システム仕様
項目 | 内容 |
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SmartCheck接続台数 | 50台/SA1-Ⅲサーバ |
データ収集周期 | 1~60秒/台 ※ただしSmartCheckのデータ更新 は30秒周期になります。 |
取得可能データ | 警報状態 0: 測定待機 1: 警報無し 2: プリアラーム 3: メインアラーム |
ISO10816-1 速度 | |
RMS広帯域 加速度 | |
RMS広帯域 包絡線 | |
ピークピーク値 加速度 | |
システム温度 ※SmartCheck本体の温度になります。 |
本項に記載のシェフラー製品の仕様については、最寄りの営業窓口にお問合せください。